60th定期演奏会無事終了。いよいよ代交代へ。
2023年12月20日12月19日(火)、JR王子駅に隣接する「北とぴあさくらホール」にて第60回定期演奏会が行われました。
開演30分前から既に入口前は長蛇の列。開演前から多くのお客様が会場入りされておりました。
エントランスには来たお客様を歓迎する綺麗な装飾がなされ、第60回定期演奏会への気持ちの入る様が伺い知れます。
開場後はリーダーやチアリーダーズ部員新人が裏方業務に奔走。
松島監督をはじめ、荘司副幹事長、坂元コーチ、戸頃コーチ、鯨井コーチが受付補助に入り、現役部員とともに来場者のご対応や、各種寄付のご協力を呼びかけていました。
現地で吹奏楽団特別寄付にご協力いただいた皆様ありがとうございました。
開演30分前には、アンサンブルライブをロビーで行い、すでに入場されたお客様を間近で歓迎します。一方、ホール内でもアンサンブルで開演前から会場を温めます。
幕が上がり、第1部スタート。
第1部シンフォニックステージ
「A HUNTINGDON CELEBRATION」「氷河特急」「Spirited Away」「早稲田大学校歌1番」の順。令和2年より常任指揮を務める畠山崇先生による演奏。
「Spirited Away」では間奏部分で、吹奏楽団女性陣たちによる生の歌声もあり、その声量はさすが応援部でした。
ステージ脇綺麗なドレスに身を包まれ、司会として現れたのは、本年度チアリーダーズ主務を務める武田彩加さん。まるでアナウンサーのような立ち振る舞いです。
第1部、最後は早稲田大学校歌。センター指揮は本年度代表委員主将を務めた永田新さん。
普段とは異なる空気感を背に、華麗に最後の指揮を務めました。
幕が下りるや否や、お客様を飽きさせない下級生による60th定期演奏会記念クリアファイルの抽選会。なかなか当選者が出ない一幕もあり、会場は笑いが起こりました。
場が和み、第2部へ。
第2部ポップステージ
「カーペンターズフォーエバー」「タイタニックメドレー」「SING SING SING」
どれも馴染みのある曲ばかり。3曲とも後期指揮務めた3年生がそれぞれ立派に務めました。
観客に手拍子を求めたり、全員で足踏みしたり、楽器を上下左右に振ったりと、視覚にも訴えかけるパフォーマンスで、吹奏楽団のステージの魅せ方の幅が、また広がったなと感じさせる演出でした。
アンサンブルの多さが今年の特徴だったかと思います。個々の技術に自信がついてきた証拠とも言えます。
男性部員だけでの演奏も新鮮でした。曲は東京スカパラダイスオーケストラの”Paradise Has NO BORDER”。
第2部⇒第3部の幕間でもアンサンブルパフォーマンス。全員が向き合い、アイコンタクトを取るなど、楽しさが音楽に乗り、こちら側にまで伝わってきました。
クリスマスを感じさせるサンタの帽子も皆お似合いですね(笑)
第3部ドリルステージ
「Foster Fanfare」、「YOU CAN’T STOP THE BEAT」、バッテリーステージ「ON THE JOURNEY」、カラーガードステージ「Starting Now」、
WEST SIDE STORYから「MANBO」「JET SONG」「COOL/MARIA」「SOMEWHERE」「GEE,OFFICER KRUPKE」他。
最後には部員紹介。3年生から4年生に「ありがとう」のメッセージ。
閉幕後、アンコールの手拍子が鳴りやみません。
幕が上がると、ファンファーレ稲穂から永田主将の学生注目で始まる早稲田必勝応援曲メドレー。永田主将は声が裏返るほどに観客に思いの丈をぶつけました。
吹奏楽団がチアリーダーズのスタンツを組んだりと、いつもの神宮球場ではなかなか見ることができないパフォーマンス。3パートが三位一体となった圧巻の応援でした。
コールでリーダーがWASEDAパネルを持ち、全力で振る場面も。
今回の定期演奏会は、とにかくお客様を飽きさせないで楽しませることに力を注いでいる印象でした。
演奏のみならず、エンターテインメントの幅が広がり、来年以降さらに魅せ方の幅が広がるのではと、楽しみで仕方ありません!!
定期演奏会終了後は今月で退任される戸頃コーチを任期中の歴代4年生が囲う場面もありました。
4年間ありがとうございました。
そして、いよいよ代交代です。
令和5年度執行委員は2020年4月入部。下級生時代をコロナ禍で悩まされ、活動を制限された時期の方が多い代です。
ですが、今年執行委員になり、コロナ禍でいつかこれをやろうと温めていたものを沢山見せてくれました。
コロナ禍前に時計の針を戻しながら、一方で、”アフターコロナ”の早稲田大学応援部のあり方を悩み抜き、針を進めてくれた代でもあります。
悩みぬいた4年間、大変お疲れさまでした!!
そして「ありがとう」!!